アイヌの歴史と文化を知る旅へ
- utahweddingexpo
- 10月, 13, 2016
- 北海道旅行にはレンタカーが欠かせない
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アイヌの人々は、北海道・樺太の先住民として、その歴史を刻んできました。
北海道の古き時代を語ろうとするときに外すことのできないアイヌの歴史と文化は、その大自然と深く結びつき、今も語り継がれています。
ここでは、そんな歴史や文化に触れることのできるスポットをご紹介していきます。
なお、長距離になりますので、レンタカーなどでの移動をオススメします。
サッポロピリカコタン(札幌駅〜車で約50分)
施設名の“サッポロピリカコタン”は「札幌の美しい村」という意味のアイヌ語です。
ここでは、蝦夷の先住民であるアイヌ民族の生活や歴史・文化などを学ぶことができます。
展示物は、アイヌの民族衣装など約300点あり、実際に手にとって見ることも可能です。
北海道博物館(サッポロピリカコタン〜車で約65分)
2つの道立施設(北海道開拓記念館・道立アイヌ民族文化研究センター)が2015年4月に統合されて新たに生まれた博物館です。展示コーナーでは、復元されたアイヌの家や生活用品などを見ることができ、アイヌ語を紹介する展示も充実しています。
白老ポロトコタン(北海道博物館〜車で約90〜120分)
“ポロトコタン”は「大きな湖の集落」という意味のアイヌ語です。
白老にはアイヌ集落が古くからあり、これをポロト湖畔に移設して調査研究や伝承の保存などを目的とした野外博物館として整備され、今の姿になりました。
園内にはアイヌの家(チセ)が5棟あり、そのチセ内では伝統芸能や手工芸の実演などが行われ、アイヌ文化を知る一大観光スポットとして人気を集めています。
二風谷アイヌ文化博物館(白老ポロトコタン〜車で約90分)
重要有形民俗文化財である「北海道二風谷及び周辺地域のアイヌ生活用具コレクション」を初めとしたアイヌの民具に、重要文化的景観に選定されたチセ群など、たくさんの視聴覚資料や関係図書等が納められている博物館です。
体験学習コーナーもあり、「木彫・刺繍」「講話」「舞踊」「ムックリ演奏」を体感できます(要・事前問い合わせ)。
阿寒湖アイヌコタン(二風谷アイヌ文化博物館〜車で3時間30分)
阿寒湖のアイヌコタンは、北海道で一番大きなアイヌ集落として知られており、見学可能なアイヌ古式舞踊は、北海道で唯一、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
様々なアイヌ民芸品の製作も行っており、お土産として人気があります。
なお、札幌市内から現地までは車で4時間ほどを要します。長距離になりますので、時間に余裕を持った移動をオススメします。
アイヌは北海道の原点
北海道の長い歴史は、アイヌの人々が刻んできた歴史と文化に連動しているといっても過言ではありません。
かなりの長距離移動にはなりますが、アイヌの歴史と文化を巡る旅は、北海道の奥深さを知りたい方にはぜひ訪れていただきたいスポットばかりです。